三重は1住宅当たり延べ 面積の平均が135.74㎡、全国順位は19位となったこともあるほど
大きな家を建てる方が多い地域です。ゆとりのある住まいのメリットを活かして暮らしやすい動線を
計画しましょう。動線には「家事動線」「生活動線」「来客動線」の3つがあります。
暮らしやすい住まいのためには、「動線をなるべく短くする」「3つの動線が交わらないようにする」ことがポイントになります。
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三重は1住宅当たり延べ面積の平均が135.74㎡、全国順位は19位となったこともあるほど大きな家を建てる方が多い地域です。[注1]
そんな三重で新築一戸建てを建てるなら、ゆとりのある住まいならではの暮らしやすい動線を計画しましょう。
今回は、動線計画のポイントを「家事動線」「生活動線」「来客動線」の3種類にわけてご説明いたします。
各動線を意識した間取りなら、家の中をズムーズに動いて軽やかな毎日を過ごせますよ。
家事動線をなるべく短くして家事の負担を軽減する
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料理・洗濯・掃除といった家事をする際に移動する経路が「家事動線」です。
朝夕は特に忙しく、料理をしながら子どもの相手をし、さらに洗濯や掃除もこなし、
キッチンと洗面所と子供部屋とリビングを歩き回っているという方もいることでしょう。
この家事動線の無駄をなくせば、毎日の家事の負担が軽くなりますよ。
例えば、
*キッチンと洗面所(洗濯機)を近くに配置する
*洗濯機から洗濯物を干すスペースを近くに配置する
*収納は物を使う場所に作る
*キッチンはリビングから数歩で移動できて作業しやすい配置にする
*玄関からキッチンを遠くしない
そんな工夫が大切です。
また、家電の配置のために重要なのがコンセントの数と場所です。
家電を置く場所を事前に計画し、使い勝手の良い場所にコンセントを配置するようにしましょう。
生活動線は家事動線と交わらないように出入り口を工夫する
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日常生活のために家族がリビング・トイレ・お風呂などを移動するのが「生活動線」です。
家事動線はできるだけ短くすることがポイントでした。
さらにその家事動線と生活動線を分けることが暮らすやすさのポイントとなります。
下記の2つを取り入れると家事をする人と生活のために移動する人のすれ違いを緩和できて快適になりますよ。
*キッチンと洗面所に入口を2つずつ作る
*トイレを家事動線から外す(洗面所とトイレを分ける)
まずキッチンと洗面所には必ず出入口が1つありますよね。そこにさらに家事をする人のために
キッチンと洗面所を直接つなぐ出入口を設けてみましょう。忙しい朝も動きやすくなりますよ。
来客動線は家事動線や生活動線と分けてプライバシーを守る
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ご自宅に訪問されたお客様が移動するのが「来客動線」です。
来客動線がリビングやトイレなどの生活動線と交わるとご家族のプライバシーが守られずに
来客を億劫に感じてしまいがちです。
もちろん家事動線とも分けたいところです。
家族のための空間と来客のための空間を分けるような間取りにするとお客様を招きやすいですよ。
玄関のすぐそばにゲストルームを設置できると理想的です。
ゲストルームを設置できるのは床面積の大きな三重の家ならではですね。
三重の住宅ならではの広い床面積を活かして快適な住まいを
動線計画は暮らしの様々なシチュエーションをイメージしながら行います。
ご紹介したポイントを抑えた動線計画で、三重ならではの快適な住まいを実現しましょう。
[注1]三重県:専用住宅1住宅当たり延べ面積[pdf]
http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000030791.pdf