三重県の平均年収は全国6位の約491万円、持ち家率は全国9位の73.2%といずれも全国上位。
そんな三重県の気になる新築一戸建ての購入価格の相場はおよそ2,741万円(2018年11月2日現在)となっています。
ここでは、三重県の新築一戸建て購入価格の相場だけでなく、人気の間取りや土地面積・建物面積について解説。
さらに、人気のエリアや、三重県で新築一戸建てを購入する際のおすすめの選び方についてもご紹介します。
平均年収は全国6位のおよそ491万円、持ち家率は全国9位の73.2%を占めると言われる三重県。[注1][注2]
東京や大阪、名古屋といった都市部と比較すると土地価格が低いことは容易に想像できますが、
新築一戸建てを購入した場合の相場はいくらくらいなのでしょうか。
今回は、そんな気になる三重県の新築一戸建て購入価格の相場や、
エリア別の地価の傾向などをご紹介します。
三重の新築一戸建ての価格は約2,741万円が相場!間取りは4LDK~5LDKが人気
アットホームの調査によると、2018年11月2日現在、
三重県で販売されている新築一戸建ての価格相場は、およそ2,741万円となっています。[注3]
間取りとしては4LDK~5LDKが300件のうち233件を占めており、
4~5人家族でも客間を設けることができるなど、ゆとりのある空間が好まれているようです。
土地面積は150㎡以上、建物面積は100~120㎡未満が多く、
イメージとしては一般的な戸建ての平均建坪と言われる35坪程度の建物に、
車1~2台分のカースペースと庭があるような物件が多いでしょう。[注4]
利便性にすぐれた桑名市と四日市市は地価も高くなる傾向あり
新築一戸建ての価格相場は、当然ながらそのエリアの地価が大きく影響します。
2018年11月現在、三重県内で最も地価の高いエリアは四日市市の6万4,638円/㎡で、
次いで桑名市が6万4,190円/㎡となっています。[注5]
新築一戸建ての価格相場も、四日市市が約2,930万円、桑名市が約2,803万円と、
三重県全体の新築一戸建ての価格相場よりも高くなっており、
やはり地価に比例して価格も高くなっていることがわかります。
四日市市は三重県内でも最大の人口を誇り、特に近鉄四日市駅周辺は、
様々な商業施設もあることから人口が集中しています。
名古屋駅へも電車で40分ほどで行くことができ、利便性や都市部へのアクセスの良さから人気の高いエリアです。
また、桑名市の中心である桑名駅はJR・近鉄・養老鉄道の3路線が乗り入れ、
名古屋までは電車で20分ほど。さらに東名阪道と伊勢湾岸道に加え、国道一号線、国道二十三号線も通っています。
そのため、マイカー通勤の方に限らず、通勤や通学は電車で休日の外出は車、
といった生活スタイルの世帯にとっても、非常に便利です。
桑名駅周辺は再開発の準備が進められているため、
今後さらに人気の高いエリアになることが予想されるでしょう。
三重県の新築一戸建てはエリア・広さ・予算のバランスを考えて選ぶ
今回ご紹介したとおり、三重県の新築一戸建ての購入価格は利便性が良く人気の高い
四日市市と桑名市が高くなる傾向にあります。
一方で、伊勢よりも南のエリア、伊賀市や名張市などは比較的地価が低くなっています。
そのため、平均的な相場で広い家に住みたい、あるいは平均的な間取りでなるべく予算を
抑えたいといった場合にはこれらのエリアも検討したいところです。
三重県で新築一戸建てを購入するなら、エリア・広さ・予算のバランスの3つを意識し、
トータルのバランスの良さや、こだわりたいポイントなどで選ぶことをおすすめします!
[注1]年収ガイド/都道府県別年収ランキング
https://www.nenshuu.net/prefecture/pre/index_prefecture.php
[注2] 三重県/2018 統計でみる三重のすがた(平成30年3月)
(pdf) http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000774012.pdf
[注3]アットホーム/市区群別価格相場
https://www.athome.co.jp/kodate/shinchiku/souba/mie/city/
[注4]スーモ東海版/三重県の土地面積×価格相場表
https://suumo.jp/jj/bukken/kensaku/JJ010FB006/searchQuotation/?ar=050&bs=020&ta=24&sa=01
[注5]土地代データ/三重県